【学術論文公開】VHH抗体粉体化に関する共同研究の成果が、Antibodies誌に掲載されました
株式会社 Epsilon Molecular Engineering（本社：埼玉県さいたま市、代表取締役：根本 直人、以下当社）は、株式会社リコー（本社：東京都大田区、代表取締役：大山 晃、以下リコー）とのVHH抗体粉体化に関する共同研究の成果として、「A Novel Method for Preparing Uniform Micro-Sized Dry Powder Formulations, Including Aggregation-Controlled VHH」を、Antibodies誌に発表いたしましたことをお知らせいたします。
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本研究論文では、抗体の粉体化技術としてリコーの独自の技術であるFine Droplet Drying（FDD）*技術を用い、熱安定性と再構成性に優れる当社のPharmaLogical® VHH抗体を対象に評価を行いました。VHH抗体はFDDにより均一な微粒子として観察され、吸入特性も良好であるという結果が得られております。また、残存粉体化VHH抗体は常温でも2年以上安定であることも確認されており、FDD法によるVHH抗体の粉体化技術は、今後医薬品への応用が期待されます。
当社では、独自のVHHライブラリPharmaLogical®LibraryとcDNA display法を組み合わせたヒト化VHH抗体ハイスループットスクリーニングプラットフォーム「The Month」を確立しており、国内外企業様との共同研究に活用する等、事業展開を行っております。
当社の技術にご興味・質問等がございましたら、こちらよりお問い合わせください。
※「Fine Droplet Drying」および「FDD」は株式会社リコーの登録商標です。
